ドラマ 隣の家族は青く見える #7

 

 

前回は大器がある女性のもとを訪れて終了しましたね。

 

それを近所の奥様にみられて浮気をしているのではないかと疑われるのですが、ついにその真相が今回明らかになります!

 

そして奈々も気を落とさずに積極的に不妊治療に取り組んでいます。

 

誰が見ても仲睦まじい夫婦ですが、その夫婦仲も今回は少しギクシャクしてしまうようです。

 

 

あらすじ

 

 

奈々と大器は、アミューズメント施設を訪れ、楽しいひと時を過ごす。

ある日、片岡医師のクリニックを訪れた奈々は、体外受精へのステップアップを提案される。

区役所の出張所を訪れ、不妊治療費助成金の申請手続きをする奈々。

奈々は、大器に人工授精から体外受精へのステップアップについて相談する。

すると大器は「もう不妊治療は止めないか」と言い出す。

「奈々の負担が増え心身ともに追い込まれるのは目に見えている」というのだ。

大器と口論になった奈々は、浮気(大器がある女性のもとへ訪れた)のことを切り出した。

大器は、それを否定すると「ケンカになってしまうのも不妊治療のせいだ」と奈々に告げる。

しかし奈々は、納得できず「不妊治療を止めたくない」と大器に告げる。

そこで大器は「奈々をひとりで支えていく自信がなくなり、カウンセリングに通っていた」と奈々に告白する。

奈々は、ダイビングスクールの同僚たちに不妊治療をしていることを打ち明ける。

上司の倉持は理解を示し、みんなでフォローして奈々に協力すると約束した。

 

 

 

ついに、医師から体外受精へのステップアップ提案が出されましたね。

 

「失敗して落ち込んで、それでもまた次に挑戦して・・・と頑張ってきたのに」と少しネガティブになるお話でした。

 

夫婦仲もギクシャクしてしまい、お互い感情的になってしまいましたね。

 

 

旦那さんの想い

 

 

でも、それだけ旦那さんも協力してくれていたから、きっと見ていられなくなってしまったんでしょうね。

 

不妊治療は心とカラダとの闘いと言われているくらいですから。

 

さらには、義理の妹の急な妊娠・出産に立ち会って子供が泣き止まないと「育児なんて、母親なんてできない。子供なんか欲しくなかった」と目の前で言われた奥さんのキモチを考えると、近くでみているからこそ尚更心が痛いと思います。

 

こういう相談事はやはり人も限られてきますし、旦那さんも一人で悩んでしまっていたのでしょうね。

 

お互いの気持ちを考えるとテレビ越しの私でも泣きそうになりましたから。(実は少し涙が出ていました(笑))

 

不妊治療の大変さが伝わるドラマだとつくづく感じました。

 

 

奥さんの想い

 

妊活の焦りや治療の不安、職場環境などこれだけでも結構なストレスを抱えています。

 

そして心に余裕もなくなりますので、些細な事に敏感になり思い悩んだりイライラしたりします。

 

妊娠・出産、お宮参りはいくら身内でも辛いものがあります。

 

決して自分から言える環境にないのがドラマを見て辛さが伝わってきました。

 

患者様の中でも誰に相談していいのかわからないという方が多く、Hinataに来てくださっています。

 

やはりお仕事をしていれば、好きなように予定も立てられずシフトに合わせないといけない。

 

難しい問題ですよね。

 

でも、あなたにきちんと寄り添ってくれる方はいるんですよ♪

 

 

 

誰に相談したらいいのかわからない

 

 

大器もカウンセリングを受けに行ってると言っていましたね。

 

心理カウンセラーさんとはまた違いますが、Hinataでは不妊専門のカウンセラーとしてカウンセリングを行っています。

 

妊活について悩んでいることやもっとこうしたい!などご夫婦での相談が可能です。

 

直接クリニックで医師に相談するのもいいと思いますが、大半の医師は忙しいのであまりお話ができないことが多いです。

 

ですので、今妊活を頑張っている方の中には、不妊カウンセラーの方に相談したりアドバイスをもらいながら、+αでお薬以外での治療を取り入れているのです。

 

 

不妊カウンセラーとは?

 

 

妊活でのお手伝いやアドバイスをさせていただきます。

 

不妊カウンセラーは、妊娠しやすいカラダづくりのスペシャリストとも言えます。

 

まず、基礎体温表やクリニックで検査したデータをもとに仮説を立てていきます。

 

そして、日常生活のことをできる限り教えていただき、カラダにとって悪いことは取り除き良い物だけを残すという物の断捨離のようにカラダにも断捨離をしていくことが必要なんです。

 

例えば、お酒やスナック菓子を毎日大量に食べたり飲んだりしている方は、コレステロールが上昇し体内の脂肪や糖が必要以上に増えていきます。(詳しくは「妊活にはあぶらに気をつけよう」をご覧ください)

 

実際に、あぶらと妊孕性の関係は論文にも出ていて、結果としてもあぶらの摂り方を変えれば妊娠力が上がることがわかっています。

 

それだけでなく、生活習慣病や肥満の原因にもなりかねませんので注意しましょう。

 

 

栄養指導も行っています!

 

不妊カウンセラーは、栄養指導も行います。

 

栄養士ほど詳しいわけではないのですが、カラダのしくみについては基礎から何年もかけて勉強していますので、素人ではありません。

 

そういった上であなたに必要なものは何か、またはいらないものは何かを判断しカラダを食事から変えていく指導もさせていただいております。

 

そして、糖と妊孕性の低下について示唆された研究論文がありますので、ご覧ください。

 

カップルのいずれかが1日に1本以上の[keikou]砂糖入り清涼飲料水[/keikou]を飲むことは自然妊娠率の低下に関連することがアメリカで実施された研究で明らかとなる。


ボストン大学公衆衛生大学院の研究チームは、妊娠を希望するカップルの砂糖入り清涼飲料水の摂取量と妊娠しやすさの関係を調べるために、アメリカ合衆国とカナダ在住の3,828名の女性とその男性パートナー1,045名を対象に前向き(コホート)研究を行った。
被験者は、女性の年齢が21~45歳で妊娠を希望してから最長6周期を経過し、不妊治療を受けていないカップルで、最初に直近1ヶ月間の飲料(砂糖入り清涼飲料水、ダイエット飲料、果物ジュース、栄養ドリンク、スポーツ飲料)の摂取量を含む質問票に回答してもらい、妊娠の成立、もしくは、最長で12回の月経周期迄、妊娠の有無について追跡調査し、カップルの清涼飲料水の摂取量と妊娠までに要した期間から算出した妊娠率との関係を統計解析した。
年齢や生活習慣などの要因も影響を排除するように調整した後、[keikou]週に7本以上の砂糖入り飲料を飲む女性は飲まない女性に比べて周期あたりの妊娠率は19%低下[/keikou]し、同様に[keikou]週に7本以上砂糖入り飲料を飲む男性は飲まない男性に比べてパートナーの女性の妊娠率は22%低下[/keikou]した。
よって、砂糖入りソーダの摂取量はさらなる妊娠率の低下に関連し、1日に1本以上砂糖入り炭酸飲料を飲む女性は、飲まない女性に比べて妊娠率が25%低下し、同様に1日に1本以上砂糖入り炭酸飲料を飲む男性は飲まない男性に比べてパートナーの女性の妊娠率は33%低下した。このことから週に7本以上の砂糖入り清涼飲料水を摂取することで自然妊娠の確率が低下することが示唆された。

 

引用文献:Intake of Sugar-sweetened Beverages and Fecundability in a North American Preconception Cohort

Elizabeth E. Hatch,a Amelia K. Wesselink,a Kristen A. Hahn,a James J. Michiel,a Ellen M. Mikkelsen,

b Henrik Toft Sorensen,b Kenneth J. Rothman,a,c and Lauren A. Wisea (英論文)

 

被検者のカップルはいずれも妊娠を希望してから6周期の経過があり、不妊治療を受けていない女性(21歳~45歳)とそのパートナーが対象です。

 

年齢や生活習慣などの要因はあらかじめ排除し、週に7本以上の砂糖入り清涼飲料水を飲むカップル群と1日に1本以上の砂糖入り清涼飲料水を飲むカップル群に分け、各々の妊娠力低下の関係性について調査した論文です。

 

どちらの群も砂糖入り清涼飲料水を飲むカップルと飲まないカップルで比べてみると、やはり飲んでいるカップルの自然妊娠率は低下することが明かになりました。

 

さらに、砂糖は精子への影響もあることがわかり、自然妊娠率の低下が同時に明らかになりました。

 

 

食事も大切なカラダづくりの1つです

 

食事には欠かせないお米。

 

いや、「わたしはパンの方が好き!」「ラーメンの方が好き!」という方もいると思います。

 

ですが、それらは全て炭水化物(糖質と食物繊維)でできています。

 

では実際どのくらい糖質が含まれているのか、角砂糖の個数で表してみましょう。

 

角砂糖1個・・・3.3gとすると、

  • ご飯(1膳:160g)・・・糖質58.9g(角砂糖18個分)
  • 食パン(1/6枚:67g)・・・糖質29.7g(角砂糖9個分)
  • そば(1玉:120g)・・・糖質28.8g(角砂糖9個分)

引用文献:http://shop.rizap.jp/info/lp01/pc/ (ライザップより)

 

いかがでしょうか。

 

普段何気なく食べているお米にはこんなに糖質が含まれています。

 

そして驚いたのは、パンとお蕎麦の角砂糖の個数が変わらないんです。

 

お蕎麦って糖質が少ないと思われがちですが、意外と含まれているんですね~ふむふむ。

 

だからといって、糖質を全く摂らないという考えは間違いなんです。

 

1日の糖質の必要摂取量は約50~65%と言われています。

 

糖質は、カラダの中でエネルギーに変わります。

 

エネルギーがないと、カラダは機能しませんし動かなくなりますので、カラダにとっての糖質はとても大切な栄養素になります。

 

ここで言いたいのは、摂りすぎはダメということです!

 

糖が必要としているのは、脳・水分吸収・骨格筋・食事をしていない時のエネルギー貯蓄などに関与しています。

 

例えば、カラダは動いていないけど勉強などで頭を使えばエネルギーは使います。

 

糖質は4kcalで1gと考えますので、30代~40代ですと1日250gで約1000kcal程の糖質が必要となる計算です。

 

また、身長や体重、活動量などで多少の増減がありますが1つの目安としてこれからの食生活を見直してもいいかもしれません。

 

いずれにせよ、糖質も脂質も摂りすぎはカラダに良くないので、特に妊活を頑張っている方や体重が増えてきたという方は気をつけてみてくださいね♪

 

 

まとめ

 

不妊カウンセラーはあなたの味方です。

 

不安なことや分からないことは全て解消させましょう!

 

また、糖質は自然妊娠の可能性を低下させる事が示唆されています。

 

きちんと、摂取量を守り妊娠しやすいカラダを目指していきましょう。

 

わたしたちがお手伝いさせていただきます!!

 

 

 

 

 

 

 

 

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