ドラマ 隣の家族は青く見える #10

 

 

あらすじ

 

 

流産してしまったことに大きなショックを受けた奈々は、大器に置き手紙を残して姿を消す。

奈々が向かった先は、伊豆の実家だった。

奈々の母・春枝から連絡をもらった大器は、奈々の元へと駆けつけた。

だが奈々は、「もう治療を続けていく自信がない」と言って大器に別れ話を切り出し「今ならまだ大器は別の女性とやり直せる」というのだ。

でも大器は「どうして子どもがいなかったら幸せじゃないと決めつけるのか」と反発したが奈々の心は変わる様子がない。

心配して奈々を訪ねた聡子は「妻が辛い思いをしているのなら夫にも辛い思いをさせるべき。辛くても悲しくてもふたりで一緒に生きていこうと約束したのが夫婦なのではないか」と諭す。

一方、大器は毎日奈々に写真送り、日々の出来事を知らせていた。

それを見ているうちに、大器と暮らした日々を思い出した奈々は、彼の元へと戻る。

「ただ大ちゃんに会いたくてたまらなくなった」と伝える奈々。

奈々と大器は、片岡医師の元を訪れ、不妊治療を止めることを伝えた。

 

奈々は不妊治療をやめる決断をだしましたね。

不妊治療の大変さ、頑張っていろいろ試したけど授からない。

でも次は大丈夫な気がする。

まだ妊娠してないだけなんだと不安な気持ちを良い方向に持っていく。

そんな気持ちに振り回されてばかりで、やっとの想いで妊娠できたのに初期流産して・・・

今までの奈々の気持ちが全て崖の下に落ちたような感じです。

子供がいないと夫婦じゃないのか?

夫婦ってなによりも強いもので結ばれているイメージです。

でも、子供が好きな旦那さんの気持ちを考えたら、奈々の気持ちもわからなくはありません。

大器のプロポーズの言葉は「俺の子供を産んでください!!」でしたし。

それを強く受け止めてしまい、子供ができないと私たち夫婦は終わりなんだと思ってしまったのかもしれません。

でも、「何があっても二人で乗り越えていくのが夫婦」という言葉があって奈々の気持ちは変わりましたね。

子供がいなくても夫婦であることには変わりがありません。

二人で過ごす時間がたくさんあります。

 

卵子凍結について

「卵子は老化する」というお話は、今まで何度もお伝えしてきました。

しかし、現代の生殖医療は海外を中心に様々な発展があります。

その中の1つである卵子の凍結についてお話していきたいと思います。

 

凍結卵は卵子年齢を維持できる

 

卵子は年齢ものって言いますが、例えば22歳で卵子を凍結するとします。

10年経って32歳になり、もし不妊症だとわかった場合は、22歳の時に凍結した卵子で体外受精を行うことも可能です。

でもそれには多大な費用が掛かるともいわれています。

卵子1個につき、1年間の保存料が5~10万円。

採卵で10~50万円と多額になります。

ですが、実は海外の多くの芸能人の方も「この方法で不妊治療をしている」という記事を見たことがあります。

自分はいつ結婚できるかわからないから、今のうちにということで20歳の時に10個採卵をしている海外の女優さんがいました。

実際その女優さんはパートナーには恵まれたものの、子宝には恵まれず、最終的には以前凍結した卵子で体外受精を行い妊娠することができたそうです。

 

卵子凍結で安心してはいけない

 

その反面、卵子凍結をしているからまだ妊娠できなくても大丈夫などの安心感が現れる方も当然います。

妊娠・出産は、日本産婦人科学会で妊娠適応年齢が定められています。

[keikou]あくまでも、卵子凍結での体外受精は一般的に出産しやすいと言われている年齢(20~40歳)に適している[/keikou]と日本産婦人科学会は発表しています。

もちろん「その年齢でなければ妊娠できない」という訳でもありませんし、「妊娠してはいけない」ということでもありません。

実際に不妊治療のリスクは、男性も女性もあることには変わりはありません。

不妊症はもはや運命なんて思っている方も多いのではないでしょうか?

カラダの機能には運命なんてありません。

必ず原因を突き止めると対処できます。

 

不妊症対策は早いに越したことはない

ただ、日本の社会問題では高齢社会と不妊症が取り上げ始められています。

‘‘隣の家族は青く見える’’の本の中で、最初大器は「女性は子供はいつでもつくれる」と言っていました。

ですが、現実はそうも簡単にいきません。

奈々の場合は大器の3つ上、35歳です。

年齢というのもあり、妊娠力の低下・卵子の質の低下などたくさん原因不明の不妊症の原因はあります。

妊娠力の低下や卵子の質の低下は、誰にも図ることはできませんしこればかりは医師でもわかりません。

ただ、卵子のことで一つだけ確実に言えるのは、カラダを作る細胞が年齢と共に年を取っていくのは誰でもわかりますよね?

卵子の質の低下というのは、年齢が上がるにつれお肌のお悩みなどが出てくるのと同じように、卵子も年をとっていき悩みが多く、卵子本来の質が低下しているということが不妊症として言えます。

もちろん前言が全てではありません。

年齢が35歳でも40歳超えても妊娠している方は沢山います。

ということもありますので、将来子供を考えているのであればそういった原因を見つけるのも、妊娠の基本である月経を整えることも早いに越したことはないです。

きちんと将来の計画性を持ち、自然に赤ちゃんがやってくることを願っています。

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