【妊活のお悩みに答えます】お灸のやり方・選び方、効果的なツボ一覧

 

自宅でセルフケアをするのって妊活においてすごく重要です。

私たちが行っている整体やはりきゅうなどは刺激という力を借りて、

カラダの反射や反応を利用しています。

その刺激を自宅でもやっていただくとより血流や神経伝達がさらに良くなったり、細胞が元気になります。

今回は妊活セルフケアの中でも、手軽で気持ちの良くおすすめできる

「お灸」

にスポットを当ててみます。

自宅でできるセルフケアの代表、お灸

お灸の効果は?メリットはこれ!

お灸の効果効能は

  1. 温める刺激での温煦(おんく)作用
  2. 熱によるタンパク質変性で周囲のタンパク質の修復
  3. ヒートショック現象によりミトコンドリアが活性化
  4. 疾病に対する免疫力が強くなる

という効果があります。

特に3番のミトコンドリア活性化には注目ですね。

ミトコンドリアは細胞内でエネルギーを作り出す工場のようなものです。

ミトコンドリア活性化は妊活で最も注目しなければいけませんね。

あとは1番の温煦作用。

妊活に冷えは大敵です。

 

 

やる間隔は?

妊活を目的にお灸を行う間隔の理想は

毎日

です。

ですがなかなか忙しい現代では毎日は難しいですし、

これによって逆にストレスになってしまっても良くないです。

私はサポートさせていただいているクライアント様には

理想は毎日ですが、週に3~4回でOK!

リラックスできる時に、リラックスして行ってください。

とお伝えしています。

 

1回の時間は?

お灸セルフケアの1回の時間は

約30分くらい

で大丈夫です。

あまり刺激を入れ続けてもカラダに負担になりますし、短すぎても効果は薄れます。

 

 

 

お灸の種類と選び方

 

お灸と言っても様々な種類がありますので、自宅で行うセルフケアにおすすめできるお灸グッズを紹介します。

 

ドラッグストアでも買える!お灸

 

このようなタイプのお灸がスタンダード。

台座があり、火を付ける艾炷(がいしゅ)というもぐさが中央に立ってます。

火を付けて1分くらいで温度が上がってきます。

 

 

こちらは煙の少ないスモークレスタイプ。

れっきとしたもぐさですが、炭化処理といってもぐさを高温で「炭」にしているものです。

煙は確かに少ないのですが独特のにおいはありますね。

あと燃焼温度が高い!ので熱めです。

 

治療院で使っているのはこちらです。

オーソドックスなタイプでコストもお安め。煙・においあり。

温度も丁度良いと思いますが感じ方に個人差があるので

少量のものを購入してお試ししてみることをおすすめします。

 

 

おすすめの妊活用のお灸!

治療院で売っている、使っているのがこちらです。

こちらはお腹、足、手、耳などカラダのどこにでも当てられるのでおすすめです。

1つ購入しておくと、火を付けて30分~40分は温度が持続するので様々な部位にアプローチ可能です。

テレビをみながら、お茶を飲みながら、本を読みながらできるので家でのリラックスタイムにお使いください。

プレミアムコースをお渡しする温灸器はこちらです。

 

 

火がでないタイプもあります

火やにおいが気になる!

という方もいらっしゃると思います。

そんな方にオススメなのが火が出ない、においがないタイプ。

こちらのへそ温灸器は購入したことはありませんが、良さそう。

お腹に固定できるので治療院でも使えそうです。

せんねん灸の方は使ったことがあります。じんわりあたたかくなるタイプ。

ツボに貼って置くのが良いですね。

 

ズバリおススメは温灸器です!

様々な部位を温められますし、1度火をつければ40~50分くらい持続します。

足や腰、耳、手などいろいろな部分を温められますし、やけどの心配も少ないです。

煙はほとんどありませんが、若干においがあります。

においや火が気になる方は、最後にご紹介した火の出ないタイプを選択されると良いでしょう。

 

 

妊活鍼灸師が教える!外せない効果的なツボを紹介

 

お灸はわかったけどどこにやればいいの?

お任せください。

効果的なツボをここから紹介していきます。

 

 

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画像や文面ではツボの位置が少しわかりにくいかと思いますが、そんなに場所に執着しなくても大丈夫。

ここらへんかな?というところを少し指で押してみて気持ちの良いところやツーンと響くところにやりましょう。

温灸器であれば、ツボ周囲を大きく温めてあげれば大丈夫です。

冷えを感じるところや、温めてみて気持ちの良いところは基本温めてOKです。

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太渓(たいけい)

内くるぶしとアキレス腱の間

太衝(たいしょう)

足の親指と人差し指の間

三陰交(さんいんこう)

内くるぶしから指3本上、骨のきわ

陰陵泉(いんりょうせん)

三陰交から骨沿いに膝方向にあがり、指が止まったところ

 

皮膚を外すとこんな感じです。

 

時間があればこちらもやってみよう

血海(けっかい)

膝のお皿の内側のきわから上に指3本上がったところ

 

 

 

大巨(だいこ)

おへそから横に指3本、そこから指4本下がったところ

 

 

八髎穴(はちりょうけつ)

お尻と腰の間、仙骨の上

 

 

 

ココは気を付けよう

 

お灸を行うにあたって気を付けていただきたいことがあります。

 

火傷に注意

火を使います。

温度が非常に高温になっていることがありますので気を付けてください。

お灸は火が見えていなくても中で燃焼していることがあります(バーベキューの炭火と同じです)のできちんと消えているか確認を。

 

火事に注意

火を使う関係上、火事には十分注意してください。

使用済みのお灸はバケツやシンクなどで水に浸してから捨てることを徹底してください。

火傷のところにも書きましたが、火が見えていなくても(赤くなっていなくても)中では燃焼していることがあります。

最悪の場合、火事になり命を奪う可能性があります。

近隣の方にご迷惑となるばかりでなく、大切な人を失いかねません。

必ず水に浸けて消火してください。

 

日課にする

妊活におけるセルフケアは1度で変化が出るわけではありません。

週に3~4回、できれば毎日の日課になるようにしましょう。

 

気持ちいい~あったか~いを感じること

セルフケアで最も大事です。

不快な刺激や痛み、熱さを感じるようであれば即中止してください。

人は不快な刺激を受けると神経が興奮してしまいます。

カラダが緊張状態になると、妊活には不利になります。

気持ちいい~あったか~いを感じてリラックスできる刺激に調整しましょう。

 

 

 

まとめ

 

 

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  • お灸の刺激は妊活に重要なミトコンドリア活性に有効
  • 温める効果で冷え防止
  • 間隔は週3~4日、できれば毎日
  • 1回のお灸は30分くらい
  • お灸の種類は手軽な温灸器がおすすめ
  • ツボはそんなに厳密にしなくてもOK
  • とにかくリラックス!気持ちいい~と思えることが大事
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ご参考になれば幸いです。

ぜひお灸ライフを楽しんでください!