人と比べて落ち込んだりイライラしてしまうのはなぜだろう?
親戚や友人などから
「子供はまだなの?」や「早く作らないと」
など言われてしまい、落ち込んでしまったりイライラしてしまったりすることは少なからずあるかと思います。
「子供がいるかいないか」という部分で、 人と比べてしまったり孤独感を感じてしまうことも・・・。
でも、そのさらに根っこには、
「理解されない」という孤独感と、
「もう自分には子供が授からないのではないか」
という未来への恐怖感があるのかもしれません。
未来をどう描いたら良いのか分からなくなってしまいますよね。
不明確な目標に向かっていると、不安感は大きくなってしまいます。
そこで
「今でも十分幸せ。子供がいたらさらに幸せ。」
という考えを持つことが大切です。
しかし今の段階でそう思うことは難しいのではないかと思います。
今は、「今自分がやってることは意味がある」と思える目標に向かって、
そこに自信を持って歩んでいく事が大切かと思います。
人と比べてしまうのは不足感を感じているから
明確な目標に向かってコツコツ積み重ねる事と同時に大切な事があります。
それは「人と比べる」ということを、
「比べちゃいけない」と考えるのではなく、
「自分の心を埋めていく」と考えることです。
これを「自己承認」と言います。
コップに水が入っているようなイメージです。
コップの中に水=「自分を認める」ということが無くなると、 人と比べてしまいます。
逆にコップの中に自己承認の水がいつも一杯な状態でいれると 「自分は自分」「他人は他人」と思えるようになり、人との境界線を持つ事ができるようになります。
「○○をしてもダメだった」 ということ繰り返していくうちにコップの水がどんどん少なくなり、次第に無くなってしまいます。
これはあなたが悪いのではないのです。
「積み重なる行動をする」ことが大切
この自己承認のコップの水を足していくには、
「行動を積み重ねていく」
ことがとても有効です。
毎周期、毎周期月経が来る毎に
「リセットしている」
つまり、心の中で[keikou]「積み重なってない妊活」[/keikou]をされていると
「人と比べてしまう」
というよりは
「何をしてるんだろう」
という不安や焦りが強くなってしまうことが多いです。
では、
- 積み重ねて
- 自分を承認する
ためにどうしたらよいと思いますか?
それは、[keikou]毎日の小さな事を認めたり、意味を持たせること[/keikou]です。
○をつける習慣は実は妊娠・出産後にも大切
「妊娠したらすべて解決する」
と思ってしまうのではないか思います。
ですが、 実はそうではないんです。
妊娠すると今度は他のことで人と比べてしまいます。
以前、複数回の体外受精を乗り越えて妊娠された方が、
産後に
「私はいい母親ではない」
と他のお母さんと比べて、 非常に大きなストレスを抱えておられました。
これは考え方や捉え方の問題であり、自分に自信を無くしてしまっていたのです。
その方が子育てで行なっている毎日の小さな頑張りを認められていなかったようでした。
この方の頑張りがどれだけお子さんの未来の為になってるかを受け入れる事で 母としての自信を取り戻し、
全く他のお母さんと比べることは無くなり、心に余裕ができました。
妊活中にもこのように、
「少し先の未来に繋がる目標」
と
「行動を積み重ねていく事」
が大切な事かなと思います。
次回は私も日々やっている「自己承認の水を埋めるワーク」をお伝えしますね。