【女性の4大ホルモン】黄体形成ホルモン(LH)を解説!

 

黄体形成ホルモン(LH)とは?

 

 

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排卵を誘発する(LHサージ)

排卵した(卵子がいなくなった)卵胞を黄体にする

コレステロールからプロゲステロンをつくる

コレステロールからエストロゲンの材料であるアンドロゲンをつくる

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こういった働きがあります。

 

そして、FSH(卵胞刺激ホルモン)と同様「脳」から分泌されるホルモンであり、

 

月経周期で数値は変わります。

 

 

 

妊娠には欠かせない‘‘LHサージとは?’’

 

排卵直前の卵胞の大きさは、直径約2㎝にまで大きく成長します。

 

卵胞が大きくなり成熟することによってエストロゲンの値が上昇します。

 

エストロゲンの値が上がることで「卵胞が成長しましたよ」という合図になり

 

成長した情報を脳がキャッチします。

 

すると脳からは排卵を誘発するLHホルモンが大量放出されます。

 

これをLHサージ(エルエイチサージ)といいます。

 

この現象が起こると、24時間~36時間後に排卵が起きます。

 

卵子が排卵されて、残った卵胞はLHによって徐々に黄体化していきます。

 

黄体化した卵胞はプロゲステロンを分泌し、高温期に突入します。

 

 

月経周期とホルモン検査の数値の見方

 

卵胞期(低温期)、黄体期(高温期)共に数値は低くなります。

 

また、採血は月経の3-5日が望ましいと言われています。

 

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排卵期のLHの基準値

5.6-34.9mIU/mL

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ホルモン検査では、単体でみていくことはあまり少なく、FSHとLHで一緒に比較してみていくことが多いです。

 

LHが異常ですと、排卵障害・黄体機能不全が起こります。

 

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ホルモン値から見出す排卵障害とその原因

  • LH↑(高値)、FSH→(正常)の場合:多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)
  • LHとFSHが正常または低値の場合:第1度無月経、高プロラクチン血症、体重減少性無月経
  • LHとFSHが共に↑(高値)の場合:卵巣性の排卵障害、早発閉経や卵巣予備能力の低下
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まとめ

 

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  • 脳から分泌されるホルモン
  • 排卵を促す(LHサージ)
  • 残った卵胞を黄体に変化させる
  • コレステロールからプロゲステロンをつくる
  • コレステロールからエストロゲンの材料であるアンドロゲンをつくる
  • ホルモン検査ではLHとFSHを両方比較する
  • ホルモン異常:無排卵、黄体機能不全、無月経、PCOS、高プロラクチン血症など
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ぜひ参考にしてみてくださいね!

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