【妊活の基本3項目】ここだけは押さえよう!

 

「妊活を始めたけど、なかなか授からない・・・」

 

そうならないためにも、妊活を始める前からいくつかセルフチェックする必要があります。

 

あなたのカラダが今、どのような状態にあるのかきちんと把握できていますか?

 

そして、あなたのカラダはきちんと赤ちゃんを迎えられる状態かどうかが大事になってきます。

 

 

妊活の基本 ①【自分のカラダを知りましょう】

 

インターネットなどで「妊活」と調べると数えきれないほどのコラムやブログがありますよね?

 

コラムやブログなどから情報収集して

 

「こうすれば妊娠できる!」

 

とか

 

「これを飲めば妊娠できる!」

 

などと書いてある記事が多いです。

 

一時話題になりましたね。

 

「妊娠米」とか「妊娠菌」とか・・・。

 

すがる気持ちは理解できます。

 

そんなのあったら不妊症なんてものはないし、そんな簡単じゃないです。

 

 

 

不妊症の原因

(以下、一般社団法人 日本生殖医学会HPより参照)

  • 排卵因子(生理不順や無排卵周期症など)
  • 免疫因子(抗精子抗体:精子の運動を弱めてしまうなど)
  • 卵巣・卵管因子(感染症など)
  • 子宮内膜・頸管因子(病気や感染症)
  • 原因不明の不妊症

 

などがあります。

 

自分のカラダが今、どういう状態かを知らずにサプリメントなどを試してもそれは正しいと言えるでしょうか?

 

場合によっては間違っていることもあります。

 

 

例えばあなたが

 

『生理不順の人が葉酸のサプリメントを飲んで妊娠しました』

 

と書かれているブログを見たとします。

 

まず、生理不順って原因がたくさんあるの知っていましたか?

 

[aside type=”sky”]

【生理不順による不妊症の原因】

ホルモンバランスの異常
卵巣機能低下(空胞卵・卵胞発育不全)
多のう胞性卵巣症候群(PCOS)
子宮内膜形成不全
無排卵性月経(無排卵周期症)
ストレスなどの自律神経異常
黄体機能不全
クッシング症候群
高プロラクチン血症
黄体化非破裂卵胞症候群
早発卵巣不全(POF)

[/aside]

 

ここに上がっているのだけで11個あります。

 

生理不順は原因は1つではないということです。

 

ホルモン分泌異常、冷えによる機能低下、PCOSや子宮内膜症などの病気が原因という場合もあるのです。

 

 

私たちのカラダは、栄養を運ぶにもホルモンを分泌するにもほとんど[keikou]血液[/keikou]が関与しています。

 

当然、月経血もほとんどが血液です。

 

それが毎月出ていくのですから、‘‘女性は貧血’’といわれるのも当然です。

 

ですので、子宮・卵巣内には基本的に血液が豊富な状態でなければいけません。

 

[aside type=”boader”]厚労省では血液を作る作用のある葉酸や血液の材料となるその他のビタミン・ミネラルなどの栄養素は、中々普段の食事から摂取できない場合もあり、サプリメントからの補給するよう指示されています。[/aside]

ですので、きちんとそれらの原料となる野菜、果物、お肉(レバー)などきちんとバランスよく食事でも摂り、サプリメントでも補うというのがベストです。

 

葉酸の過剰摂取は多血症の原因、またアルコールは葉酸の吸収や代謝を妨げるので飲みすぎにはご注意ください。

 

妊活の基本②【基礎体温を測りましょう】

 

基礎体温はいかがでしょう?

 

日ごろから計っていますか?

 

妊活のきほんの「き」なくらい基本的なことです。

 

[aside type=”boader”]

基礎体温とは

寝起きのカラダが一番安静な状態での体温

[/aside]

 

基礎体温のグラフの見かた

  • 月経周期が25-38日であるか
  • 低温期と高温期できちんと分かれているか
  • 高低差が0.3-0.5℃であるか
  • 低温期14日、高温期14日であるか(月経周期28日の場合)

※妊娠が確認できない場合は高温期は14日となります。

低温期で卵胞が排卵するまでに育つ期間によって生理周期も変わってきます。

 

高温期は基本妊娠していなければ[keikou]13~14日[/keikou]ですので、それを過ぎると月経が来ます。

 

基礎体温をつけてわかること

  • 月経周期
  • 排卵ができているか
  • 高温期がきちんと維持できているか
  • タイミングがとりやすい
  • ホルモン分泌が正常であるか(エストロゲンE2とプロゲステロンP4)
  • 卵胞が育っているか

基礎体温をきちんとつけていると、エコーなどで直接見なくても子宮・卵巣の異常の有無をある程度確認できます。

 

ただ、1つおさえて頂きたいことは[keikou]卵子が卵胞の中にいなくても月経は来ます。[/keikou]

 

排卵がないだけですので、ホルモン(FSH)が卵胞を刺激して大きくなると破裂して黄体化します。

 

FSHは卵子に直接ホルモンをビームしているわけではなく、あくまでも卵子を包んでいる卵胞を刺激して育てているのでホルモン異常がなければ月経はきますよ!

 

ですが、この時の低温期の基礎体温はガタガタになります。

 

もし、心配であるならクリニックへ行って診てもらうことをお勧めいたします。

 

 

妊活の基本③【カラダを変えるために専門家に相談する】

 

クリニックを受診し、体外受精などの高度医療を受けるにもお金がかかりますしリスクもあります。

 

ですので、まずは身近な生活から少しずつカラダを変えていってはいかがでしょうか?

 

 

原因を探って、自分のカラダと向き合うことが大切です

  • 生理不順の方は排卵・月経周期の調整、卵子がきちんと育つカラダづくりに励む
  • サプリメントを摂ってみたり、妊活レシピなどで日々の生活に新しいことを取り入れる
  • 温活でポカポカなカラダにする(ハーブティーを飲んだり、冷たい物を控えたりしてみる)
  • ストレスが溜まっている方は、気分転換にスポーツなどカラダを動かす
  • 鍼灸や漢方などカラダの内側から体質改善の治療を取り入れる
  • アロマやお香などの芳香欲を取り入れる

 

などなどたくさんあります。

 

原因や何が自分に合っているかわからないという方も多いかと思います。

 

そんな時は迷わず、専門家の私たちにご相談ください!

 

妊活は基礎体温をつけながらですと、より変化を実感しやすいです。

 

カラダの変化があると心のモチベーションにもなります。

 

カラダと心の変化は‘‘妊娠への第一歩’’です!

まとめ

妊活の基本3つ

①自分の身体を知る

②基礎体温を測る

③身体を変える為、専門家に相談する

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA